プレヴェンはブルガリア北部の中央にあり、政治、経済、行政、文化、運輸の拠点として重要な位置にある。黄金の財宝や数多くの考古学的遺物が見つかっており、この地方に長く住んできたトラキア人の豊かな文化を示している。
ブルガリアは長らく、オスマン帝国(トルコ)によって支配されていた。
プレヴェンの戦い(包囲戦、強襲ともいう)
1877年から1878年にかけての露土戦争の重要な戦場となった。
ロシア帝国は、オスマン帝国からのブルガリアの解放を目指していた。
ロシアとルーマニアの連合軍は大きな痛手を負ったが、プレヴェンをめぐる攻防戦に勝利し、オスマン帝国の衰退を決定的にした。この戦争で、ブルガリアは自治国の地位を与えられ、ルーマニアは完全独立を果たした。
ロシアとルーマニアの軍はプレヴェン攻防に5か月を費やし、38000人の死傷者を出した。4回にもわたる戦いを要し、ようやく街を陥落させた。
場所:プレヴェン(Plevna, Bulgaria)
↓Googleマップのストリートビューが乱れていて、水平方向がおかしいですが。