ラトビアの首都リガ 世界で最も美しい国…のはず? ラトビアの歴史について Latvian History, Baltic Way(Human chain)

2022-07-22

History/Info Structure ラトビア

t f B! P L
バルト三国とは、バルト海に面している3つの国:エストニア、ラトビア、リトアニアのこと。その地理的条件から、大国ドイツとロシアから翻弄され続けた複雑な歴史がある。
それぞれの首都タリン、リガ、ビリニュスの旧市街は、中世の美しい街並みが残っており全て世界遺産に登録されている。


ラトビアは、様々な国に支配されてきた過去があるが、各国の文化を受け入れつつ、自国の伝統を守り抜いてきた歴史のある魅力あふれる国。

世界で一番美しい国と言われており、「バルト海の真珠」と称されている。
首都リガは、バルト三国最大の都市。旧市街は石畳で、美しい中世の街並みがそのまま残っていおり、「バルトのパリ」「バルトの貴婦人」とも呼ばれている。

『魔女の宅急便』の舞台にもなったんですよね。(たぶん)

さて、トラックに荷物を運び、ワクワクした気持ちでリガへ向かう。


Riga, Latvia

が。。。。残念 

ETS2的には、全く作り込まれていない。
見所の乏しいなんともそっけない街でした(笑)
 

ちなみに、リガから運ぶものはLVR社の「ディーゼルの発電機」。

ラトビアは重工業が盛んであり、電車を作っているリガ車両製作工場:RVRが有名。シベリア鉄道や、ソ連内を走る電車の約9割がリガで作られたRVR車両だったよう。

ETS2に出てくる、会社「LVR」はきっと「RVR」のことですよね😊

 
Riga radio and TV tower

唯一ちゃんと再現されていたものは、リガのラジオテレビタワーでしょうか。


*せっかくなので、ラトビアの歴史についても少しまとめてみました。

『ラトビアの歴史』

13世紀よりながらくドイツ、18世紀よりロシア帝国の支配下にあった。
1918年11月18日 第一次世界大戦後の混乱の中で独立宣言をする。

その後、ラトビア独立戦争へ。
(小さな国の民たちが、大国ドイツ・ロシアの両国を負かし、自由を勝ち取った戦争です。ラトビア独立戦争についてはこちらのページにまとめてあります→ )

自由を得たのも束の間、1939年9月1日、第二次世界大戦に突入してしまう。

1940年8月に、エストニア、リトアニアとともにソ連に併合され、ソヴィエト社会主義共和国連邦(ソ連)を構成する一共和国となった。

1989年の東欧革命の動きの中でソ連からの分離独立を求める声が強まる。
独ソ不可侵条約から50年目にあたる1989年8月23日に、ソビエト連邦の統治下にあったバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)で、独立運動の一環としてデモ活動「人間の鎖」が作られた。

およそ200万人が参加して手をつなぎ、3共和国を結び、約600km以上の人間の鎖を形成した。これを『バルトの道』という。三国が共通の歴史的運命を共有していることを、国際社会に訴えた。

運動の強まる中、1991年8月のソ連保守派クーデタの失敗を受けて、1991年8月21日に独立を宣言した。バルト三国の独立の中では、リトアニア、エストニアに次いで最も遅い独立となった。

2004年3月にNATOに加盟し、5月にはEUに加盟し、2014年から欧州共通通貨ユーロを導入した。
ラトビアの国旗は、13世紀にドイツ騎士団の侵攻に抵抗して奮戦したラトビア人指揮官の血に染まった白布に由来すると伝えられている。現在は、自由のために流された人民の血を表す、とされている。


*もし間違えているところや追記したほうがいいところなどあれば教えて下さい。m(__)m